2012/05/12


※旧ブログからの転載記事です。

 駒沢公園Parkの『裸足deラン』に初参加しました。

ランニング誌でベアフット(裸足ラン)の漫画を描いていながら、これまでまともな専門講義を受けたことがなかったこともありますが、今回はベアフットランブームのきっかけたる『BORN TO RUN』に登場するベアフット・テッドことテッド・マクドナルド氏がやってくるということで、元祖ベアフットをこの目で見られるチャンスは逃せないと思ったのです。

日本でのベアフット普及に尽力している吉野剛氏の講義を聞いたところ、やはりというかなんというか僕自身結構勘違いしているところがあり、もっと早くに参加しておくべきだったと反省。
そして実際にテッドの裸足の走りを目の当たりにすると、"走ること"を楽しむ純粋な姿勢がビシビシ伝わってきて目からうろこが落ちました。
アスファルト、木の根が張りめぐる土、そして塀や手すりにのぼって走り回る彼は、本当に、走るということが楽しくて楽しくてたまらないという様子。『BORN TO RUN』に記された姿そのものです。


僕らもシューズを脱いで走ってみましたが、平坦なアスファルトでさえ痛くてたまらず、フォームどころか一歩一歩踏み出す足が震えます。FiveFingersでのランですら、足はものすごく守られていたことを知りました。
テッドの足の裏はどうなっているのかと触らせてもらってみたら、黒くて大きくはあったけど、柔らかくて僕らの足と違うところは感じなません。
彼と僕らの足の違えるものを知るには、僕はまだまだ走らなければいけないと感じました。


「毎日の中で"走る"ということをもっと気軽に楽しもう」とテッドは言います。
彼のような人と、短い間ではあったけど一緒に走ることができたのは、これからのランニング生活にとって貴重な経験となるはずです。